2006/05/02

Love Minus Zero/No Limit

フォークからロックへの過渡期のディランはドキドキします。このアルバムBringing It All Back Homeはジャケのかっこよさもたまりません。ライブで繰り返し演奏される名曲ぞろいだし。弾き語りもバンド編成も強くしなやかな一陣の風のように流れていきます。
冒頭のサブレラニアン・ホームシック・ブルースの速射砲のような歌にしびれ、ラブ・マイナス/ノーリミットのようにさらりとシンプルな曲作りに憧れます。

Bringing It All Back HomeBringing It All Back Home
Bob Dylan

曲名リスト
1. Subterranean Homesick Blues
2. She Belongs to Me
3. Maggie's Farm
4. Love Minus Zero/No Limit
5. Outlaw Blues
6. On the Road Again
7. Bob Dylan's 115th Dream
8. Mr. Tambourine Man
9. Gates of Eden
10. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding)
11. It's All Over Now, Baby Blue

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[music]

4 件のコメント:

  1. いやあ、これはまたキビシイ作品で来ましたね。

    Love Minus Zero/No Limitは、学生時代、自分で訳詞をものせないかと四苦八苦したことがあります。

    "Don't Look Back"という映画をご覧になったことはありませんか? "Bringing IT All Back Home"をひっさげてイギリス・ツアーに行ったときの記録映画なのですが、映画の冒頭にSubterranean Homesick Bluesの、現在で言えばビデオクリップが出てきます。
    ロンドンの路上でしたか、ディランが歌詞の断片の書きつけられた紙をカメラの前で次々にめくっていくのですが、これはもう鳥肌モノのカッコよさです。

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  2. Don't Look Backは見てないんです。以前DVD買おうと思ったら日本字幕版はないし、リージョン1だったので、あきらめました。でもSubterranean Homesick Bluesのクリップはビデオクリップのハシリとして、何度かテレビで見ましたよ!めちゃくちゃ良いですよね〜。

    今度新たなドキュメント映画「ノー・ディレクション・ホーム」は日本版が無事に出るようなので、予約してます(笑)。

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  3. Don't Look Backですが、僕の場合はNHKのBSで見ました。
    僕が高校生の頃にレーザーディスクで日本語版が出たようで、ロッキン・オンでレビューを読んだ記憶があります。

    映画自体も最高に面白いですよ。一行が夜ホテルでギター鳴らして騒いでいると隣室の客に怒鳴り込まれたりとか、ドノヴァンのパーティでディランと客が喧嘩になったりとか、最後は新聞記者のインタビューにディランがブチ切れる場面など、まさに"Trouble is my business"的な世界。

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  4. レーザーディスクとVHSでは日本版出ていたようですね。
    DVDでさすがに字幕無しはきついですが、ほんとに見たいな〜。なんで日本版は発売中止になってしまったのか・・・。

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