2009/08/29

The Beach Boys "Don't Go Near The Water"


やっぱいいなあBeach Boys。
このダカカッコヨサがしびれる映像。

2009/08/25

満月の夕~90’s シングルズ


「満月の夕」、ソウルフラワーユニオンの代表曲であり、スタンダードソングだと、ソウルフラワー周辺では見なされている曲だけど、一般的な知名度はどの程度なんだろう?阪神淡路大震災の時にソウルフラワーの面々が被災地で演奏活動を繰り広げ、人々を勇気づけたとのこと、関西方面ではスタンダードナンバーとなっているのだろうか?
ともかく、僕はこの歌は何度聴いても胸が熱くなる名曲だと思う。ヒットチャートを賑わしたかどうかとは関係なく、スタンダードになる歌というものは存在するし、それは一度聴いただけで、歌詞やメロディーや歌唱や演奏に込められた情感が際立っている。一人歩きする力を持つ。「満月の夕」もそんな曲の一つだと思う。
実は僕が「満月の夕」を聴いたのはヒートウェイヴのバージョンが先だった。その時、すでに素晴らしい曲だと感じた。その出会いに至る前、ニューエスト・モデルは好きだったけど、ソウルフラワーユニオンがいまいちピンと来ない時期だった。
だから、「満月の夕」だけでなく、アイルランド志向に関してもヒートウェイヴ経由でその魅力を知り、ソウルフラワーユニオンを見直した、再発見したという順番だった。
ヒートウェイヴのソニー時代がレコード会社ともめて廃盤になったままなのが本当に悲しい。

2009/08/23

ペット・サウンズ (新潮クレスト・ブックス)


ロック史に残る大名盤、ビーチボーイズの「ペット・サウンズ」について書かれた本。村上春樹訳で話題になったけど、まあビーチボーイズ好きな人はあえて読む必要が無いような本だし、これを読んで「ペット・サウンズ」に興味が持てるか疑問だと思う。
この本、発売当初は買おうかと思ったけど、買わずに図書館で借りて済ませて良かった。名盤「ペットサウンズ」のサブテキストとしては余りに役不足。読んでいて音楽が聴きたくならない。致命的だと思う。
強いて言えば、村上春樹のあとがきの方が、この音楽のサブテキストとしては本文よりふさわしいかも知れない。
CDやBoxセットに付いている解説書の方がサブテキストとして大変興味深く読めるよ。それで物足りないならブライアン・ウィルソンの自叙伝を買いましょう。

イン・スルー・ジ・アウト・ドア: レッド・ツェッペリン


ここ何日かのマイブームはLed Zeppelin。無性に聴きたくなって、CDをiTunesに入れたり、持っていないものは図書館から借りてきたり。
ツェッペリンの良さが解ったのは、大学生の頃にリチャード・トンプソン経由でフェアポート・コンベンションにハマって、そこからツェッペリンを再発見したという形だ。要するにフォーキー、トラッドといった側面から入ったので、マッチョなハードロックバンドのイメージのままだったら、永遠に聴くことはなかったかも知れない。
この「In Through The Out Door」はジョン・ボーナムの死の直前、ハードロックから脱却した時期の作品で地味な扱いだけど、シンセの多様も様々な音楽のリズムの吸収も、ファンキーでグルーブ感あるサウンドで統一されていて、これ今でも踊れる音だ。
みんな多様な音楽性やシンセの導入を進めた70年代だけど、ジャズ、フュージョン、ファンク系でなくて、ロックバンドでこれだけグルーブにこだわっていたのは、意外といなかったんじゃないかと思う。

2009/08/16

Alan Parsons Project - Don't Answer Me


AメロがJ-Walkっぽくて、サビがBeachBoysぽくて、全体のアレンジはフィル・スペクターぽくて、アニメーションのビデオクリップも素敵で、夏っぽくて切なくなる。